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2021年 コラム アクセスランキング

2021年は様々な産業で半導体不足の影響を受けた年でした。また、新型コロナウイルスの影響で世界のサプライチェーンが混乱しました。更に、原油価格高騰や中国の石炭価格高騰などに伴う原材料費の高騰、コンテナ不足に伴う海上輸送費の高騰など、世界の産業界にとっては逆風の多い年でした。その2021年、アドテックのホームページに掲載したコラムは多くの方々にご覧頂きました。そこで、2021年にアクセスの多かった人気コラムを改めて紹介します。各画像をクリックするとコラムを見ることが出来ます。

第5位: 産業用SDカードの故障事例

民生用よりも厳しい環境で使用される産業用SDカード。アドテックでは産業用SDカードを長年扱ってきた経験から、お客様での様々な故障事例を目にしてきました。その結果、データ破損の原因は通電時挿抜が多いということが分かりました。通電時挿抜によるデータ破損はなぜ起こるのか?それを具体的事例を使って説明しました。そして、故障を未然に防ぐにはどうしたら良いのか、お客様での機器設計から日常的な使い方まで幅広い段階で気を付けるべき点を紹介しました。

第4位: SSDの故障をひも解く

SSDのニーズはますます増えています。一方、SSDはHDD(ハードディスク)とは構造が全く違うため、認識できない、読み込みできないなどの不具合の原因もHDDとは異なります。SSD内部の構造、そして、フラッシュメモリの物理的特徴から、SSDの故障原因をひも解いて説明しました。更に、フラッシュメモリには物理的な寿命があり、SSDの主要部品であるコントローラがSSDとしての寿命の延命を図っていることを図を使って説明しました。

第3位: フラッシュメモリはなぜ躍進したか?

フラッシュメモリは、身近なスマートフォンやパソコンをはじめ、様々な分野で使われています。フラッシュメモリの技術革新が目覚ましいのはもちろんですが、それを使う機器側でも様々な革新が世界的に起こり、その相乗効果でフラッシュメモリは躍進してきました。このコラムでは、フラッシュメモリの技術的な進化だけでなく、周辺機器の進化や人々のライフスタイルの移り変わりまで盛り込んでフラッシュメモリが躍進した理由を具体的に明らかにしております。

第2位: 産業用SDカードの選び方

このコラムへのアクセスの特徴は、2021年の上半期にアクセスが急増していったことです。このアクセス上昇は他のコラムとは相関がありませんでした。アクセスが急増した背景として、あるSDカードメーカーが産業用SDカード事業から撤退した影響が考えられます。アクセスの急増と並行して、アドテックには産業用SDカードについてのお問合せが相次ぎました。このコラムでは、産業用SDカードの選び方について、特殊な使い方や長期継続購入という産業用SDカードの特徴を考慮し、SDカードという製品そのものだけでなくSDカードメーカーの体制も考慮した選び方が望ましいと提案しています。

第1位: CFとCFast™の違いをご存知ですか?

アドテックのコラムの中で、アクセス数が常にトップクラスのコラムです。CFカードとCFastカードはサイズが同じで、その名前と外観も似ています。しかし、転送方式がパラレル転送、シリアル転送と異なり、コネクタ形状も異なります。このコラムでは、CFカードとCFastカードは何が違うのか、互換性はあるのか、などを明らかにしています。CFカードとCFastカードの違いが分からなくなったら、いつでもこのコラムをご参照ください。

番外編

トップ5はメモリ分野が占めましたが、それ以外にも下記コラムは人気があります。トラデックスは2003年に創業したスイスのARM系CPUモジュールメーカーで、アドテックはトラデックスの代理店、かつ開発パートナーです。ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータとしてはラズパイ(ラズベリーパイ)が知られていますが、産業機器向けにシングルボードコンピュータを実現するにはトラデックスのCPUモジュールが優れていることをこのコラムで詳しく説明しています。

トラデックスのCPUモジュールが好評な理由とは?

如何でしたでしょうか? これまでに掲載したコラムはこちらに一覧を掲載しております。アドテックのコラムが皆様のお役に立てれば幸いです。コラムとして掲載して欲しい案件がございましたら、お問合せ窓口かアドテックの営業担当までお気軽にご連絡ください。2022年もアドテックはお客様にとって価値ある製品やサービスをご提供出来る様、努めて参ります。

ソリューション情報

アドテックは、産業用途のメモリ製品として多彩な製品を取り扱っております。また、開発サポートから機器販売までお客様のご希望に応じたIoTソリューションを提供しております。お気軽にお問合せください。

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