サーバの仮想化とは、物理サーバ上で複数の仮想サーバを動作させることです。
複数のサーバが担っていたそれぞれの役割を集約できるので、サーバの購入費用や保守費用の低減、設置スペースのスリム化、消費電力の削減など様々なメリットが得られます。
また仮想環境は、バックアップや復元が容易なため、サーバに障害が発生しても、新しいものを調達して迅速に復元が可能です。BCP(事業継続計画)対策にも適しているといえます。
サーバを仮想化する場合、メモリリソースを複数の仮想サーバに分配させる必要があるため、大容量のメモリの搭載が必須です。
例えば、メモリを8GBに設定した仮想サーバを4台稼働させる場合、最低でも32GBのメモリが必要になります。またメモリの割り当ては、余裕があるほどパフォーマンスの向上や安定稼働に繋がります。このケースの場合は、16GBx4台分の64GBのメモリを搭載することを推奨いたします。