『産業用PC』とは?主な用途は?

 

産業用PCとは

パソコンというと、家電量販店などで売られているパソコンの事をイメージすると思います。
パソコンは主にインターネット閲覧、文書や表作成、画像・動画・音楽制作などでも使われていると思います。
私たちの業界ではそういったコンシューマー向けPC(個人向けPC)等のパソコンを
『民生用PC』と呼んでいます。(以下、民生用PC)

 

「産業」の世界では、農業・建設業・製造業・卸売業・小売業・金融業・医療・福祉・教育・公務などの
分野があり、現在ではどの業界でも様々な機械が動いていて効率化が進められ、より便利な時代になっています。

その中には一見パソコンに見えないような機械や装置も、

実はそれらのコンポーネントの一部に、
パソコンが組み込まれていたりするんです!

私たちの業界ではそういった用途のパソコンを『産業用PC』と呼んでいます。(以下「産業用PC」)
※他にも『インダストリアルPC(Industrial PC)』『エンベデッドPC(Embedded PC)』と呼ばれていたり、業界によって呼び方は異なります。

テクノロジーの進化により、現在では様々な所で産業用PCが組み込まれています。
最先端のテクノロジーである生体認証やAI、5G、DX、スマートシティ等、2024年は更に普及していくと思われます。
進化は続いていき、今後はもっと産業用機器が活躍していきます。

 

産業用PCの主な用途

様々な分野・場所で使われている産業用PCは、機械や装置に組み込まれています。
民生用PCとは違い、産業用PCは様々な用途があります。
どんな用途で利用されているのでしょうか?主な用途をご紹介します!

■ 組み込みシステム
車両、航空機、医療機器、産業機械などさまざまな製品に組み込まれる制御および処理ユニットとして使用されます。
■ 制御システム
工場の生産ラインや機械の制御に使用されます。
これには機械の動作、温度、圧力、流量などのパラメータの監視や制御が含まれます。
■自動化
自動化されたプロセスや設備の制御に使用されます。
例えば自動車組み立てライン、製造プロセス、物流システムなどが挙げられます。
■収集と分析
センサーや計測装置からのデータを収集し、解析するために使用されます。
生産品質のモニタリング、生産ラインの効率化、予防保全などに役立ちます。
■監視および管理システム
工場や施設の監視、セキュリティシステム、環境管理、エネルギー管理などのために使用されます。
■計測および検査
生産品の計測、検査、および品質管理プロセスで使用されます。自動検査機器や計測機器の制御に役立ちます。
■遠隔監視および遠隔制御
遠隔地からのリモート監視や制御が必要な場合、産業用PCは通信システムと組み合わせて使用されます。

主な用途の一部は以上になります。
アドテックの産業用PCも、上記のような用途で幅広く使われています!

 

アドテック製品の強み・特色

アドテックではメインOEMベンダーとの連携で
最新の製品ロードマップを共有し、相互に製品評価や検証などの技術情報の交換を行っています。
また複数のOEMベンダーとの連携も強化している為、要件に合わせた最適な製品選定 が可能です。

これによりアドテックの産業用PCは、
純日本製の産業用PCと比較して 性能や価格面でコストパフォーマンスが高い です。

これらの強みで、アドテックの産業用製品を 高品質かつ充実したサポート でご提供します!

 

産業用PCの次の記事では、なぜ産業の世界では「産業用PC」が必要なのか?
産業用PCに求められている事・その使用要件等をご紹介します!


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