製品の製造について

不良を作らない工程管理

アドテックは、不良を流出させない工程ではなく、不良を作らない工程を追求しています。
そのため市場で発生した不具合内容を各工程に落し込み、工程を再構築、維持管理を行っています。
また一部の製品のQC工程表には、不具合内容を明記し、工程への影響度、重要性を誰が見てもわかるように教育と維持管理を行っております。


QC工程表

さらにアドテックは、工程を管理するだけでは、抜けやイレギュラー対応時の不具合を根絶することはできないと考えます。そのため会社全体のシステムが、健全かつ効果的に運用されていることを監視し、改善していくことで不良を作らない工程作りを強化しています。


全82項目のシステム監査内容一例

実装協力工場との協業

アドテックのR&Dセンターは、実装協力工場と同じ建屋の中にあり、共に生産技術を研究し、製品品質の向上に努めております。
例えば、定期的に品質会議を開催し、共同の課題を設け、新たな製造技術の確立や、歩留まり向上のための施策を追求しています。

研究例:応力シミュレーション
信頼性試験の結果、特定個所から破壊が進行することに着目し、応力シミュレーションを実施しました。
一般的なシミュレーションは、測定したい製品のシミュレーションモデルを作成し、各パラメーターをシミュレーターに入れて計算の上結果を出すだけです。
しかしシミュレーションモデルの作り込みや、予想していない外部要因などの影響をどの様に考えるかによって結果は大きく差が出ます。
そのため実際の製品を分解し、物性を確認の上、シミュレーション結果と実際の測定結果を比較し結果を出しました。


現品パッケージを開封し、各部品をシミュレーションモデルに変換


応力シミュレーションの結果を踏まえ、部品の配置移動を実施

こだわりの検査体制

アドテックの検査体制は、各工程にまで入り込んで行っています。
各工程の検査結果を確認し、その後の電気特性検査に至るまで、これまでの経験、不具合などを踏まえた独自の検査体制を構築しております。
また汎用性があるといわれているメモリ製品でも、実際には接続される機器や、要求仕様によって品質にばらつきがでます。アドテックでは、お客様の機器に合わせて搭載部品や検査内容のチューニングを行い、不良発生を削減しております。